事例紹介デンソーアイティーラボラトリ様

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そこに行けばいつでも温かいご飯があって食べられるというありがたさを皆に感じてほしい

「みんなの食堂があることで、自社に食堂があることのありがたさを感じてもらいつつ、コミュニケーション促進につながれば」と話すのは、渋谷駅に近いビルの28階にオフィスを構える株式会社デンソーアイティーラボラトリ総務グループの太田雄介さん。2018年11月からみんなの食堂を導入し、火・水・木の週3日ご利用いただいています。太田さんに、みんなの食堂を導入した経緯や導入後の変化についてお話を伺いました。

株式会社デンソーアイティーラボラトリ様

弊社では、各分野で研鑽を重ね、様々な経歴をもつ研究者たちが、デンソーグループの一員として交通社会の安全性向上に繋がる技術開発はもちろん、クルマとモビリティ社会全体の未来を見据え、「種」となる先端基礎研究に注力しています。
そして、「世界一の技術」を探求するデンソーグループならではのスケールやダイナミクスさと、大きなホワイトボードを駆使しながら「自ら考え、世の中を変えたい」と日々、熱い議論を繰り広げています。

株式会社デンソーアイティーラボラトリ様:https://www.d-itlab.co.jp/

denso 太田雄介さん

お話しを伺った人

総務グループ

太田雄介さん

みんなの食堂用に食堂スペースを設置、渋谷の街を見下ろしながらのランチタイム

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―みんなの食堂を導入することになった経緯を教えてください。
当社はビルの北側と南側、2つのフロアを借りています。私がここに赴任した1年前は、北側は研究部門、南側は総務部門で、フロアが分かれていたため、部署間の交流が非常に少なくそれが問題視されていました。「どうにかならないか」という話があり、フロアの統合はもちろん、さらなる施策を考えていたところ、「みんなの食堂」のチラシが目にとまったのが導入するきっかけです。
当社の研究部門は社員それぞれが自分のテーマを持って研究をしています。それ自体にもメリットはありますが、さらに個人の能力を高め、成果の質を高めるには、社員同士で議論できる機会を増やすことが必要で、組織変更するプランも出て、そのための社員間のコミュニケーションを向上させる施策が必要だという声が上がっていました。みんなの食堂を導入することにより、部署を超えた交流はもちろん、部署内での交流ももっと促進されればという思いがありました。
親会社のデンソーには食堂があり、そこで働く社員にとって「食堂はあって当然」という認識です。私もここに来るまではずっと本社勤務でしたので、食堂のありがたさは身に染みて感じていました。そのため「食堂の良さを皆にも知って欲しい」という思いもありました。
―今までは、皆さんどのようにランチを召し上がっていたのでしょうか。
渋谷なので外に出れば食べるところはたくさんありますが、ビルを降りるのと上がってくるのに時間がかかります。また、寒い時や暑い時は出たくない人が多いので、外に食べに行くことはあるけれど、内心面倒だと感じている人も多いようです。私自身は、みんなの食堂が始まる前は出勤時に昼食を購入していました。みんなの食堂は社員のほか、協力会社のメンバーも含め、全体の約6割の人が利用しています。
―みんなの食堂を導入するにあたり、レイアウトを少し変更されたそうですね。
以前からもう少し社員間の会話ができるスペースが欲しいという声があったのと、折角みんなの食堂を導入しても、各々が自席に持ち帰って食べていたのではコミュニケーション向上につながらないという思いもあり、食堂スペースを作りました。このスペースは以前は社員の休憩用に使われていましたが、社員や関係者の席を増やしたために中途半端な広さになってしまっていました。みんなの食堂を始めるにあたり、レイアウト変更で元のスペースを確保し、安価なものでしたが、揃いのテーブルと椅子、配膳のための台になるテーブルを購入して設置したところ、雰囲気の良い食堂になりました。窓際なので景色を楽しみながら食事ができます。食堂でしか食べてはいけないというわけではないのですが、自然と皆、食堂に集まって食事をしていますね。

栄養バランスが取れた、おいしくてあたたかい食事に満足、夕食分を確保する人も

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―みんなの食堂を導入した後の、皆さんの反応を教えてください。
みなさんの反応はおしなべて良いです。味も良いですし、あたたかいものがお昼に食べられる、野菜が多いのがうれしいという声が多く出ています。
社長をはじめ、単身赴任の社員も少なくないため、栄養バランスが考えられた、かつ温かい食事が食べられるのは非常にうれしく、助かります。私自身も単身赴任かつ大学生の息子と2人暮らしです。夜もしっかり作るようにはしているのですが、夜と昼を比べると昼のほうが充実しています。
―メニューについてはどのように感じていらっしゃいますか。
先日ココナツを使ったカレーが出てきたのですが、それが「おいしい」と人気でした。おおむね好評なのですが、ソフト麺が食べにくいと最初は不評でした。ソフト麺にはコツがあり、袋を開ける前に手で軽くほぐしておくと食べやすいのですが、最初はみんなそれを知らないので「食べにくいよね」と(笑)。けれど今はコツが分かってきました。味ではなく食べにくさが問題でしたね。ソフト麺ではない麺類が食べてみたいと思っているので、今後に期待しています。
当社では週に3日みんなの食堂を導入して約5ヶ月になりますが、メニューが思い出せないくらい豊富だと感じています。同じメニューを見た記憶があまりないのです。メニューを考えて作ってくれていることが分かりますし、細かく内容を変えてくれるので、毎回新鮮な気持ちで昼食を楽しみにしています。
―男性が多い会社だと伺いましたが、ボリューム面での不満はありませんか?
20代30代の若い方の利用率が高いですが、若い男性でも十分満足できるボリュームなので、足りないということがなくて助かっています。出張で人がいなくて余ってしまった時も、「夜用に食べたい」という人が皿に盛ってラップして取ってくれるので、残るということがありません。残らないというのも、おいしい、満足しているという証明になると思います。
―みんなの食堂があることで、コミュニケーションの部分で変化はありましたか。
食事中の会話が増えました。今までの昼休みは、それぞれ静かに食事を食べて終わりという感じでした。そもそも昼休みを取る時間もはっきり決まっているわけではないのですが、今は食事を終えた後も食堂に残り、たっぷり1時間食べたり話したりしてから自席に戻る人が増えましたね。これまではバラバラに食べるか、一部の人は何人かでまとまって食事を食べていましたが、どうしてもメンバーが固定化されてしまいます。けれど食堂で食べるとなると、空いている席に「ちょっと混ぜて」というような感じで座ることもあるため、今まで話したことがないというような人とも話ができるチャンスがあります。新たな気づきもたくさんありますね。
また、食事をしながら議論されている場面をちょくちょく見かけるようになりました。食事の時間に簡単な打ち合わせや意見の交換ができるようになっているようです。ちょうど話をしたかった人がそこにいたから「ついでに聞いてしまおう」というような感じですね。食事が食事と+αの時間に変わっているのを感じます。
―みんなの食堂を利用する中で出てきた課題を教えてください。
みんなの食堂を利用している人同士の間ではコミュニケーションが活性化されています。しかし、お弁当持参派や外で食べることを楽しみにしていてみんなの食堂に参加していない人とは、相変わらず交流するきっかけがありません。さらにもう1段階、2段階、全体で交流できるようなアイデアが必要だと感じています。
―今後、みんなの食堂を使ってやってみたいことはありますか。
親会社のデンソーでは「ファミリーオープンハウスデー」という家族が会社に来て、職場を見学できるイベントをやっています。そしてそのときに食堂を無料で開放し、家族で食事ができるようになっています。当社でも同じように、家族が会社に来られる日を作ってみんなの食堂を一緒に食べられると良いなと考えています。また、みんなの食堂を普段利用していない人のために、無料でみんなの食堂を食べられる日を作って、全体でコミュニケーションを深めるきっかけ作りができればということも考えています。