事例紹介電通マクロミルインサイト様

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働きやすい環境づくりの一環としてみんなの食堂を導入。利用のハードルを下げたら予想外の効果が現れた

リサーチエージェンシーとして幅広いリサーチや解析を行い、マーケティング支援を行う株式会社電通マクロミルインサイト。東京本社の近くにはたくさんの飲食店があり恵まれた立地ですが、「昼食」に困ることが多かったそう。
その問題を解消すべく、みんなの食堂を2018年11月に導入。電通マクロミルインサイトにこれまでの、そして現在の昼食事情について、経営統括部の松本祥さんと速水絵理さんに話を伺いました(以下、敬称略)。

株式会社電通マクロミルインサイト様

弊社は、電通の卓越したマーケティングコミュニケーション戦略立案のノウハウとマクロミルが保有する多彩なデータとテクノロジーを駆使し、変わり続ける生活者と顧客を丸ごと理解し、統合分析によるInsightを提供しています。
成功を導く真のロジックを手に入れるには、生活者の意識や行動を掘り下げ、そして心を洞察すること =「インサイト」が必要不可欠です。さらに今後は、インサイト探査手法に「デジタル力」を駆使した調査が主流となるため、こうしたインサイト力とデジタル力を駆使し、顧客を成功に導く、マーケティング・トータルサービスを提供していきたいと思っています。

株式会社電通マクロミルインサイト様:https://www.dm-insight.jp/

dentsu 浦川雄松本祥さんと速水絵理さん

お話しを伺った人

経営統括部

松本祥さん

速水絵理さん

忙しくて昼食を買いに行けない社員が多かった

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―近くには、ランチを食べる場所が本当にたくさんありますよね。
速水銀座の昼食事情は悪くないのですが、現場社員は、繁忙期はできるだけ手軽に済ませようとしていた人が多かったです。そうなると、コンビニに買いに行くくらいしか手段がないのですが、この辺りはコンビニの数がそれほど多くないため、お昼時になると行列ができており、買って来るだけでも時間が取られてしまうという問題がありました。
松本もちろん仕事なので、頑張らなくてはいけない時もあるけれど、食事のときくらいはリラックスして欲しい、栄養があるものを食べてほしいという思いがあり、昼食事情の改善に踏み出したのです。当初考えていたのは、お弁当屋さんに弁当を売りに来てもらうスタイルです。しかし、弁当の訪問販売は最低食数をコミットしなくてはならず、それだと私たちが必要とする数よりも多く、実施はできませんでした。そのような中、暖かく栄養バランスも考えられた食事を、少ない数でも注文できるサービスとして、メンバーの一人が「みんなの食堂」を見つけてきてくれました。まさに求めていたサービスだと感じ、トライアルを実施した上で導入することにしました。
―これまでにもケータリングのランチを利用されたことがあるとお聞きしました。
松本コミュニケーション活性化のため、数年前から全従業員が参加できるランチを月に1~2度開催していて、その時にケータリングのランチを無料で振舞っていました。ただ、事前申込制となっていたため、現場の仕事で忙しい社員は申し込みができず、参加できなかったのです。結局、参加者が固定化してしまい、当初の目的からずれてしまっていました。その時の経験から、みんなの食堂では事前の申し込みなしで利用できる、食べたい時に手軽に利用できる、というシステムにしています。参加できるハードルを低くしたところ、以前のランチサービスでは見なかったメンバーが「みんなの食堂」を食べに来て、結果として他部署メンバーと交流しているような姿も見るようになりました。
―忙しくされている社員様が多いようですが、そういう方に向けた工夫について教えてください。
速水みんなの食堂の導入には「忙しい現場の社員をどうサポートするか」というコンセプトもありましたので、会社でランチボックスを用意し、その場で食べられない人でも、自席に持ち帰るなど、後から食べることができるようにしました。また、準備・片付けは予定が読みやすいバックオフィスのメンバーがローテーションで当番をしようということになりました。数名で協力すれば10分程度で終わりますし、当番になるのも週に1回くらいなので不満も出ていません。
―みんなの食堂を導入されて約4カ月。どのような変化がありましたか?
松本「こういうことをやってくれてありがとう」という声をあらゆる部署のメンバーからもらっています。大部分の社員がこれまでに最低でも1~2回は使用してくれていたり、中には毎日利用しているヘビーユーザーもいます。温かいものを食べられるのがありがたいという声が多いです。
速水みんなの食堂を使っている人からは、ポジティブな感想が上がっています。天気が悪い日や寒い日は外に出るのが億劫という人も多いので、ランチを社内で買えるというのは助かります。社内なら、忙しくてもパッと買って来られるし、栄養バランスの取れた温かい食事というのは本当に嬉しいですね。ランチボックスを利用すれば食器を返す必要もありません。とりあえず食事を確保しておいて、自分のタイミングで食べられるというのも良いようです。
松本また、中途で入って来た社員が「こういう福利厚生があるのですね」と驚いていました。「働きやすい環境づくりを意識した取組みの一環」として、採用応募者の方にお伝えすることもできる取り組みなのだと改めて感じました。

みんなの食堂がきっかけでランチミーティングが始まった

―きちんと昼食を食べられる環境を作り、働きやすい環境をつくるというのが当初の狙いでしたが、予想していなかった効果はありましたか。
松本社内ですぐに用意して食べられるからと、忙しい管理職が利用したことがきっかけとなり、みんなの食堂を食べながらのランチミーティングも行われるようになりました。給食スペースの隣にミーティングルームがあり、皆で食事をもってミーティングルームに入る姿を見かけます。また、チームの親睦を深めるようなランチ会も設けられるようになっていますね。
速水管理職がオープンスペースでみんなの食堂を食べていると、そこに居あわせた人が「一緒にここで食べていいですか。食べながらでいいので、●●の件について確認してもいいですか。」というような会話も生まれています。食事をサーブする列に並んでいる時に、今まで話したことがない人と雑談をする機会が出来るなど、交流のきっかけにもなっているようです。
松本みんなの食堂を「誰がいつ来ても良いですよ」と敷居を低くしたところ、社員の栄養状態の改善ができました。さらにコミュニケーション活性化のきっかけ作りにもなったのは、思いがけないメリットでした。
―みんなの食堂を使った新しい取り組みのアイデアがあれば教えてください。
松本ちょうど先週1週間、忙しくなる時期の現場に対してのサポートいう意味をこめて、無料でみんなの食堂が食べられるというキャンペーンをやってみました。すると普段以上に利用する人が増えました。今後、定期的にイベント性を持たせてやってみようかと思っています。
速水無料キャンペーン中は「早く行かないと売り切れる」とだんだん噂が広がって(笑)。12時を過ぎたくらいに「そろそろ行こうか」と声を掛け合ってみんなの食堂を食べに行ったり、普段はそれぞれ別々に食べている人たちが、ワイワイとテーブルを囲む様子も見られました。