事例紹介Fringe81様

Fringe81 メイン画像

社食導入で一石三鳥!?コミュニケーション活性化の成功事例は採用面でもプラスに。

2018年5月のゴールデンウィーク明けより「みんなの食堂」を導入したFringe81株式会社。同社は、学生からのインターンシップ希望者が殺到する企業としても知られています。
Fringe81に「みんなの食堂」を導入する発起人となった、人事部責任者の浦川さんに話をうかがいました。

Fringe81株式会社様

私たちはインターネットテクノロジーの力で、今までの"当たり前"を塗り替え、20年、30年という長期的なスパンで社会に大きな価値を生み出し続け、より良い世界を創ることを目指す集団です。福利厚生のひとつである社食はコミュニケーション活性化のために、自席での食事禁止とし、部署や役職を超えて色々な社員と話ができるランチとしています。また、社長の席はコピー機の横にあり役員ともフランクにコミュニケーションをとれる雰囲気があります。

Fringe81株式会社様:http://www.fringe81.com/

Fringe81 浦川雄志さん

お話しを伺った人

人事部長 シニアマネージャー

浦川雄志さん(ウラカワ ユウシ)

食事を通じ、コミュニケーションが取れる福利厚生の手段を探していた

Fringe81 インタビュー画像1
―みんなの食堂を導入された経緯を教えてください
当社は5年間で社員数が4倍に増え、昔は機能していた福利厚生が現在の状況に追いつかなくなっていました。そのため、福利厚生制度のアップデートを検討していました。
これまでは社内交流のための福利厚生としては社員旅行を行なっていました。この方法は社員が30名程度の時は有効に機能していましたが、100名を超えてしまうと難しい。旅行の替わりにどんな方法でコミュニケーションを深められるだろうかと考えたとき、社食制度を思いつきました。
―コミュニケーション活性の方法として、食事に注目したのはなぜでしょうか。
どうせやるなら一石二鳥、三鳥になるものが良いと考えました。福利厚生というテーマの中で、食事なら一石二鳥を超える手段になりうるかもしれないと思いました。
当社のオフィスは六本木ヒルズにありますが、ヒルズ内にはコンビニエンスストアが2軒しかありません。昼休みは店の外まで行列ができ、昼食を買うだけの行為に長い時間と手間という重いコストがかかっており、そこを削減できればと考えていました。時間をコンパクトにでき、さらに栄養のバランスも取れている食事を導入できたら良い、それなら社食はどうだろうかと考えました。

大歓迎されて始まった社食は、値段・質・量ともに満足

Fringe81 インタビュー画像2
―みんなの食堂を導入しようと提案した時の皆さんの反応は?
とても良かったです。ワンコインで食べられるという点、電子マネーで決済できるという点、バランスよく栄養も取れますし、ポジティブに受け入れてくれました。新しいものが好きな社員が多いということも、導入が成功した理由だと思います。
ワンコインという値段から考えると、ボリュームも質も満足できる内容だというのが僕らの評価です。
―どんなメニューが人気でしょうか。
当社は男性比率が多く、平均年齢は30歳です。そのため、ボリューム感があり味が濃いメニューが人気ですね。パンよりご飯。定食、丼もの、たんぱく質多めを求めています。
内容には満足していますが、メニューがもっと増えると面白いだろうと思っています。例えば会社にいる人の属性に合わせたメニューのバリエーションがあると嬉しいなと。当社の場合は若い男性が多いので、ガッツリ系の中でいろいろなバリエーションがあれば、社員がより楽しめるのではないかと思います。月に1回だけとても豪華な食事の日があるというのも良いかもしれません。
―みんなの食堂の日々の食事準備は社員による給食当番制です。当番があることを社員の皆様はどのように受け止められたのでしょうか。
とてもすんなり受け入れてくれました。当社には「会社づくりは全員でやろう」という考え方・文化があることが大きいです。採用の際も、実務以外の組織貢献を求められることを説明していますので、こういったことに対し、反発やネガティブな反応はありません。
当番は社員データからランダムで選ばれ、毎朝定刻にチャットツールでその日の当番が発表されます。当番に選ばれたけれど外出などで対応出来ない場合は、交代してくれる人をチャットツール上で探して運用しています。
たまたまなのですが、みんなの食堂を開始する初日の当番に社長が入り、食事の準備をしていました。内心喜んでいたのではないかと思います(笑)。

社食にルールを作り、コミュニケーション活性化に成功。社外へのアピールにも

Fringe81 インタビュー画像3
―食事を通じてのコミュニケーション活性化という面で、成果はありましたか?
「自席で社食を食べてはいけない」というルールを作ったため、いろいろな人と話しやすい環境で食事ができるようになっています。違う部署の人と話す機会が増え、仕事上の話やプライベートの話ができ、貴重な情報収集の場となっています。
―社員同士の交流以外では、どのようなメリットがありましたか。
会社として社食制度があることを外部にPRできますし、採用面でも良い影響が出ていると思います。当社から内定を出したけれど他社も受けているという方に対しては、検討材料の一つになります。
当社では新卒採用において、インターンシップに参加いただくタイミングから長期にわたって学生さんと接しています。社食を始めてからは採用活動の一環として、「社食面談」を取り入れました。学生さんに「社員と会いましょう」と誘うとハードルが高くなりますが、「一緒にランチを食べましょう」と誘うとハードルも下がります。社員も学生さんもリラックスして話ができるので、お互いに理解しあいやすくなりますね。
また当社にはUniposというプロダクトがあります。Uniposのお客様になるのは、企業の人事部の方です。お招きしてサービスを紹介するのですが、人事担当の方は会社の雰囲気にも興味を示されます。そこで社食ランチにお誘いして、当社の雰囲気を知ってもらいつつサービスをしっかりご紹介させていただく機会も設けています。一緒に社食を食べながらだと、関係性も強化しやすいですね。

課題は利用者を増やすこと、メニューのバリエーションが欲しい

Fringe81 インタビュー画像4
―社食について、課題やリクエストがあれば教えてください。
利用率を上げていきたいと思っています。せっかく導入した制度なので、多くの社員に使ってもらいたいです。現在の利用者は約4割。昼はレストランでおいしいものを食べたいという人や、ランチタイムは外に出たいという内勤中心の人、お弁当を持参する人など利用しない理由はさまざまです。利用者が増えたほうが、コミュニケーションを図れますから、会社としても利用率を上げる取り組みをしていきたいと考えています。メニューのバリエーションが増えると利用者も増えそうなので、その点が改善されるとうれしいです。
コストがかからず導入も簡単なみんなの食堂を始めたことで、部署を越えてのコミュニケーションが取れるようになったと語る浦川さん。その裏には「自席で社食を食べない」という、交流しやすい環境を作るためのルールがありました。
また、昼食を買いに行く必要がなくなったことから、時間と手間というコストも削減できています。
同社は社員の増加に対応するため、オフィス移転を予定しているそう。新しいオフィスで、さらにたくさんの社員が社食を食べながらコミュニケーションを深める日が来ると思うと、とても楽しみです。